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まつ毛パーマのデメリットとは?事前に知っておくべきポイント

byK

Updated: 2 days ago

今回はまつ毛パーマのデメリットにスポットライトを当てながら、まつ毛のおしゃれを楽しむうえで見落とされがちなポイントを徹底解説していきます。


まつ毛パーマは、ビューラーで上げたようなカールを長持ちさせられる施術としてとても人気の施術です。

「朝のメイク時間を短縮したい」「常にぱっちりとした目元でいたい」という願いを叶えてくれるのがまつ毛パーマの大きな利点!ですがその一方で、薬剤や施術工程、アフターケアなどに注意を向けないと、残念なトラブルが起こってしまう可能性もゼロではありません。


そこで、この記事ではまつ毛パーマのデメリットを深掘りし、リスクを最小限に抑えるための具体的な方法をたっぷりお伝えします。


 

まつ毛パーマのデメリットを詳しく解説

まつ毛パーマ デメリット

まつ毛パーマには、施術後の快適さや、思わず鏡を見るのが楽しくなるような魅力があります。しかし、注意すべきデメリットがいくつか存在することも事実です。では、その注意するべきポイントを順番に見ていきましょう!


まつ毛が傷むって本当?ダメージの原因とは?

まず注目したいのは「まつ毛のダメージ」です。まつ毛パーマ(ラッシュリフト)で使用される薬剤は、毛髪の内部に作用し、カールを定着させます。これは、頭髪のパーマと同じように、毛のタンパク質の結合を一時的に切断し、希望の形に再結合させることでカールを作る仕組みです。


しかし、まつ毛は髪の毛よりも細く、デリケートな構造をしているため、ダメージを受けやすい特徴があります。髪の毛には皮脂が分泌され、自然な保護バリアがありますが、まつ毛にはそれがほとんどありません。そのため、薬剤の強さや施術の方法によっては、まつ毛のハリやコシが失われたり、切れ毛になったりすることがあります。


では、具体的にどのような要因がまつ毛のダメージにつながるのでしょうか?


▼まつ毛が傷む主な原因

① 薬剤の刺激によるダメージ

まつ毛はとても繊細なため、リフト剤の影響を受けやすいです。特に強い薬剤を使うと、まつ毛の表面を覆っているキューティクル(毛の表面を守る薄い層)が傷つき、内部の水分やタンパク質が流出しやすくなります。

リフト剤には、髪の毛の形を変えるために必要な成分が含まれていますが、濃度が高すぎたり、長時間放置しすぎると、まつ毛が乾燥し、硬くなったり、逆にゴムのように弱くなったりすることがあります。

特に、アルカリ性の強い薬剤はキューティクルを開かせやすいため、専門知識を持ち、経験豊富なラッシュサロンを選ぶことが重要です。


② 過度な施術時間によるダメージ

「しっかりカールをつけたい!」と思うあまり、薬剤の放置時間を長くしすぎると、まつ毛のタンパク質が変性して脆くなることがあります。

まつ毛はケラチンというタンパク質でできていますが、長時間薬剤にさらされると、タンパク質がダメージを受け、まつ毛の弾力がなくなってしまいます。その結果、ハリやコシがなくなり、折れやすくなることも。

適切な放置時間はまつ毛の状態や薬剤の種類によって異なるため、施術者の知識と技術がとても大切です。


③ 施術者の技術による影響

まつ毛パーマの仕上がりは、施術を担当する人の技術によって大きく左右されます。例えば、

  • 薬剤の量が多すぎると → まつ毛に過剰な負担がかかる

  • ムラがあると → 一部のまつ毛だけが過度にダメージを受ける

  • 時間管理が適切でないと → まつ毛の健康を損なう


また、まつ毛の状態に合わない施術をすると、不要なダメージを引き起こす可能性があります。そのため、まつ毛の健康を守りながら施術をするためには、経験豊富な施術者を選ぶことがとても重要です。


目に悪影響はある?アレルギーや刺激のリスク

次に見逃せないのが、目周りへのリスクです。まつ毛パーマ用の薬剤やテープ、ロットなどを使用するとき、施術者の扱い方次第でトラブルが発生する可能性があります。


  1. 薬剤が皮膚に付着するリスク:まつ毛の生え際ギリギリに薬剤を塗布する際、技術と知識が伴っていないアイリストの場合、うっかり皮膚や目の中に薬剤が侵入してしまう恐れがあります。まぶたがヒリヒリしたり、赤くただれたり、最悪の場合は角膜にダメージを与えることも。とくに敏感肌やアレルギー体質の方は要注意です。


  2. アレルギー反応:リフト剤に含まれる成分によっては、アレルギー反応を起こす人もいます。かゆみや腫れ、まぶたの発疹など、症状は人それぞれ。パッチテストで施術可能か判断できますので、ラッシュサロンへ問い合わせてみましょう。


  3. 施術時の刺激:まつ毛をロットに貼りつける過程で、慣れてないアイリストの場合誤ってまつ毛を強く引っ張りすぎてしまったりすることもあります。特に雑な施術の場合、まぶたとまつ毛に大きな負荷がかかり、それが思わぬトラブルの火種になることもあります。


まつ毛がチリチリに?まつ毛パーマを失敗する原因と防ぐ方法

せっかくカールをつけるはずが、まつ毛がチリチリに縮れてしまう…!

聞くだけでショックを受けそうなトラブルですが、実際に起こってしまうこともあります。


▼失敗してしまう原因

  • 原因1:薬剤放置しすぎ:薬剤を放置する時間が長すぎると、まつ毛内部のタンパク質結合が過度に壊れてしまいます。その結果、バサバサ・チリチリの状態になってしまいます。

  • 原因2:高濃度の薬剤使用:サロンによっては「カールを強く出すため」に高濃度の薬剤を使うケースがあります。しかしまつ毛の状態や強度を考慮せずに行い、補修、保湿ケアなどを行わないと、カールが強くなるどころか毛が縮れ、見た目も残念な仕上がりに…。


▼失敗しないためには?

  1. 信頼できるサロンを選ぶ

    しっかりカウンセリングをして毛の状態を見極めることができるアイリストのいるサロンを選ぶと、このような失敗は起きにくいです。

  2. 自分のまつ毛の状態を把握

    まつ毛パーマやエクステの履歴などを伝えて、まつ毛が今どんなダメージを抱えているかを担当者に共有することでその日に施術しても大丈夫なのか決めてもらいましょう。

  3. 初めてのサロンはパッチテストを検討

    アレルギーや刺激のリスクが心配な場合は、施術前にパッチテストを依頼しておくと安心感が高まります。特に大事な予定がある場合は事前にパッチテストをすることをお勧めします。


まつ毛パーマのモチが悪い?まつ毛パーマがすぐ取れる理由

せっかくまつ毛パーマをしたのに、思っていたよりも早く取れてしまうと残念ですよね。通常、まつ毛パーマの持続期間は4〜6週間程度といわれていますが、人によっては2〜3週間ほどでカールが落ち始めることもあります。その理由を見てみましょう。


  • まつ毛の生え変わりサイクル

    まつ毛の毛周期は約30日〜90日と言われています。個人差はありますが、古いまつ毛が抜けて新しいまつ毛に生え変わる過程で、パーマをかけた部分がサイクルにより抜ける事によりパーマが落ちたと感じることがあります。

  • アイリストの技術の差

    技術が未熟な施術者だと、薬剤をまんべんなく行き渡らせるのが難しい場合もあります。その結果、根元の部分だけカールが甘く、早めにカールダウンしてしまう場合もあります。

  • アフターケア不足

    施術後に油分が強いクレンジング剤を頻繁に使ったり、まぶたをゴシゴシとこすったりすると、せっかくのカールがすぐに乱れてしまいます。又、コーティング美容液を使用せずまつ毛が乾燥しきってしまっているとカールが長持ちしません。



まつ毛パーマのデメリットを回避するには?

まつ毛パーマ デメリット 失敗

ここまでデメリットばかり解説してきましたが、「じゃあ具体的にどうすればいいの?」と思った方も多いはず。ここでは、まつ毛パーマでの失敗を最小限に抑えるためのコツや正しいケア方法をご紹介します。


失敗しないサロン選びのコツ

サロン選びは、まつ毛パーマの仕上がりを左右する最も重要なポイントです。

▼チェックポイント

  1. 口コミやレビューをチェック

    インターネットやSNSでの口コミはもちろん、実際に施術を受けた友人・知人の感想を聞くとよりリアルな情報が得られます。

  2. スタッフの経験値

    施術の経験年数はどれくらいかを確認すると安心。まつ毛施術用の専門資格を持つ技術者がいるサロンもあります。

  3. カウンセリングの丁寧さ

    施術前にまつ毛の状態や希望のデザインについて細やかにヒアリングしてくれるかがとても大事。トラブルが起きた際の対応についても確認しましょう。



施術後の正しいケア方法とは?

まつ毛パーマは施術後のアフターケア次第で長く美しい状態を保てます。


▼家でやって欲しいアフターケア3選

  • 施術後8時間はまつ毛を濡らさない

    パーマ直後のまつ毛はまだ安定していない状態です。シャワーや洗顔でまつ毛が濡れると、カールが崩れてしまう可能性があります。しっかりと時間を空けてから通常の洗顔を行いましょう。

  • 目元をこすらない

    まつ毛に強い摩擦を与えると、カールの持ちが悪くなるばかりか抜け毛の原因にも…。

    クレンジングの際は優しく汚れを落としましょう。

  • まつ毛美容液で栄養補給

    パーマでダメージを受けたまつ毛を健康に保つためにコーティング美容液を活用しましょう。夜のスキンケア時にまつ毛用美容液をさっとひと塗りするだけでも、ハリやコシを維持しやすくなります。

もっと詳しくアフターケアを知りたい方は>>こちらのブログをチェック!!


まつ毛美容液は必要?おすすめのケア用品

「まつ毛美容液は本当に必要なの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はとっても大切なアイテムです。まつ毛パーマ後は、髪の毛と同じでダメージを負った状態。放っておくと、せっかく上向きになったまつ毛が切れてしまったり、抜けやすくなることも考えられます。


まつ毛美容液の3大メリット

  • 毛根に栄養を与える

  • ハリ・コシのあるまつ毛を育てる

  • 切れ毛や抜け毛を防止する


ケア用品の種類

種類

特徴

美容液(筆タイプ)

根元まで塗りやすく、まつ毛の毛根全体に塗布可能

美容液(マスカラ型)

日中も使用しやすく、マスカラ感覚でケアできる

アイマスク・パック

保湿や血行促進など、目元全体のケアに最適

まつ毛美容液を選ぶ際は、配合成分や防腐剤の有無などをチェックすると良いでしょう。敏感肌の人はアルコールフリーや無香料の製品を選ぶのがおすすめです。


多くのラッシュサロンでは主に2種類のまつ毛用美容液を店舗で販売していることが多いです。まつ毛を健康的に育てるためのセラムと、主にまつ毛パーマ後のまつ毛の補修、保湿目的のアフターケア用コーティング剤です。両方使うことが理想的ですが、ご自身にはどちらを優先的に使用したほうが良いかは、信頼できるあなたのアイリストへ聞いてみましょう。




まつ毛パーマ vs 他の選択肢!どれが自分に合う?

まつ毛パーマ デメリット

まつ毛の施術では、まつ毛パーマのほかにもまつ毛エクステやビューラーなどさまざまな手段があります。それぞれの特徴を比較して、自分に合った方法を見極めましょう。


まつ毛エクステとの違いは?

まつ毛エクステは、人工まつ毛を自まつ毛に装着する施術です。まつ毛パーマとは根本的にアプローチ方法が異なります。


メリット

  1. 自分のまつ毛以上の長さやボリュームが期待できる

  2. メイクいらずで、ぱっちりした目元になりやすい

  3. デザインの自由度が高い


デメリット

  1. グルー(接着剤)によるアレルギーリスク

  2. 定期的なリペアが必要(3週間毎)

  3. 施術費用がまつ毛パーマと比べるとやや高め


一方のまつ毛パーマは、自分のまつ毛をカールさせるだけなので「不自然な長さやボリューム感は出ない」反面、「自まつ毛を活かせる」「比較的低コスト」という利点があります。


ビューラーとまつ毛パーマだったらどっちが良い?

「ビューラーを使ったカールと何が違うの?」という疑問もよく聞かれます。ビューラーはメイク前にさっと使える手軽さがあり、道具も安価で買いやすいですよね。


  • ビューラーの特徴

    • メリット:好きなタイミングで自由に使える。費用が抑えられる。

    • デメリット:毎日使うとまつ毛パーマをするよりもまつ毛にダメージがかかってしまう。力加減を誤ると、まつ毛が折れる・抜ける、切れるトラブルがある。仕上がりが長続きしない。

  • まつ毛パーマの特徴

    • メリット:一度パーマをかけると6〜8週間はカールが持続するので手間がかからない。まつ毛エクステに比べると低コストでたのしむことができる。

    • デメリット:薬剤が合わなかった場合アレルギー反応が起こる可能性がある。アフターケアを怠ると切れ毛の原因になる可能性も有る。

結論

まつ毛パーマは「サロンでの施術コスト」や「薬剤によるダメージリスク」という点がネックになり得ますが、一度の施術で日常的な手間を省けるのが魅力的です。一方でビューラーは、使いたい時に使えるという便利性はありますが、まつ毛へのダメージを考慮すると毎日使用することはおススメできません。

毎日ビューラーを使用しているという方はぜひ、一度まつ毛パーマを試してみてはいかがでしょうか?



まつ毛パーマに関するFAQ

まつ毛パーマ デメリット

最後に、よくある疑問点をQ&A形式でまとめました。気になる質問があれば、ぜひ参考にしてくださいね。


Q. まつ毛パーマはどれくらいのペースでかけるのが良いですか?

A. 個人差がありますが、目安としては6〜8週間に1回程度。ただし、まつ毛のダメージ状況や毛周期を考慮して、状態が落ち着いてから再施術すると負担を減らせます。


Q. 施術中に痛みを感じることはある?

A. 基本的に正しい施術をしていれば痛みを感じることはありません。ですが、万が一薬剤が皮膚に触れてしまった場合や、まつ毛を引っ張りすぎる場合などはチクチク感や刺激を感じることがあります。痛みがあるときは必ず施術者に伝えてください。


Q. まつ毛が短くてもパーマはかけられる?

A. ある程度の長さがないとカールをしっかり形成しにくいですが、極端に短くなければ施術は可能です。サロンによっては短いまつ毛専用のロットやテクニックを持っている場合もあるので、カウンセリングの時に相談をしてください。


Q. クレンジングや洗顔でパーマの持ちが変わる?

A. はい、洗浄力の強いクレンジング剤でゴシゴシ洗う洗顔はカールを早めに落としてしまう原因になります。低刺激の製品を選び、優しく洗うと長持ちしやすいです。


Q. 施術後すぐにアイメイクをしても大丈夫ですか?

A. 一般的には8時間ほどは避けることが推奨されています。まつ毛が安定しないうちにマスカラやアイラインを使用すると、化粧品がまつ毛に影響を与えたり、洗浄時にカールが崩れたりしやすくなります。



【まとめ】 まつ毛パーマのデメリットとは?事前に知っておくべきポイント

まつ毛パーマ デメリット

いかがでしたか?まつ毛パーマは、忙しい朝の時短や常に目元を華やかに演出できる反面、薬剤や施術トラブルによるダメージリスクが多少なりともあります。サロン選びやアフターケアをしっかり行わなければ、まつ毛がチリチリになったり、目元の肌トラブルに悩まされたりする可能性も…。


とはいえ、正しい知識と適切なケアがあれば、まつ毛パーマはとても魅力的な選択肢です。施術を受ける前に、サロンの口コミをチェックし、サロンでのカウンセリングをしっかり受けましょう。そして、施術後はまつ毛美容液の使用ややさしいクレンジングなど、ダメージを軽減する工夫を怠らないことが大切です。


まつ毛パーマだけでなく、まつ毛エクステやビューラーなど多様な手法があるなかで、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて選ぶのがポイント。目元にかかる負担と仕上がりの満足度を天秤にかけ、自分にとって心地よい方法を見つけてくださいね。


しっかりとデメリットも理解したうえで施術を受ければ、きっと納得のいく目元のおしゃれが楽しめるはずです!この記事が、まつ毛パーマを検討中の方や、既に愛用している方の参考になれば嬉しいです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


まつ毛パーマをより楽しむ為にはまずは自まつ毛の育成から!

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